witfulnetオリジナルパズル第2弾です。
遊び方はPencilCaseと同様、4つの矢印を枠の中にはめるのが目的。
2001年4月にやっとデザインが固まりまして、
2000年6月立案ですから、誕生に十月十日ぐらいはかかってます。
PencilCaseは思いついてから1回しか設計修正してなく、
開発期間も短かったのですが、
このArrowCaseはこれまで幾度となくVerUpを繰り返し、
これほど私の喜怒哀楽が詰まった作品は他にはないです。
PencilCaseがモーツアルトなら、ArrowCaseはベートーベン
みたいなもんです。
(どちらもおこがましいか)
当初は矢印の形も別のものでしたし、別の並び(解答)を考えていました。
理論上は問題ないのですが、
いざ試作してみるとどうしても別解が出来てしまい、それにずいぶん悩みました。
別解ありでもかまわないのですが、その解が綺麗じゃないのです。
何とか別解の出来る要素だけを取り除いた新しい枠を完成させ、
いざ発表と思っていたのですが、
試作品を皆に試してもらうと、どうも簡単すぎる。
美しい並びならそれでもいいと思っていたのですが、
やはりパズルとしては弱い。
そこでもう思いきって全部白紙にもどして考え直して3ヶ月。
出来たのが現在のN型面(画像1)です。
難易度、解の美しさ、枠のシンプルさ加減がちょうどいいバランスを
持つようになったと自負しております。
一方、■面(画像2)はピースの形が決まった時に発見した
美しい並びで、枠は正方形というシンプルさ。
これをPencilCaseでいう収納面にしようと考えていたのですが、
パズルにした方が楽しみが増しますので、
この面も楽しんでください。
CDシングルでいう両A面というおいしいやつと同じです。
■面の難易度はそれほど高くないので、
まずこちらからチャレンジしていただければ自信がつくと思います。
今回も自作派の為にピースと枠を掲載します。
図1
をクリックすると実物大の画像が出ます。
それをプリントアウトし"厚紙に"貼って正確に切り取り遊んでください。
自作が大変だ、買ってやってみたいという本物志向派(?)の人には画像と同じ木製のものを
通信販売
いたします。
では、■面では美しさ、N面では難しさを堪能してください。皆様の健闘を祈ります。
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