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MirageMain

不思議オブジェの極めつけがこれ、「MIRAGE」です。 ドラヤキ型をした本体の上に小さな豚が乗っているのが見えますでしょうか。 この豚、触ることが出来ません。つかもうとしても指はむなしく空を切るばかりです。 実は豚の実体はMIRAGEの中にあり、その3D像が表に見えているのです。

MiragePig
Mirage3Pig

3Dものは他にも数多くありますが、MIRAGEは専用メガネとか、寄り目(?)とかがいっさい必要なく、 触ろうと試みることが出来るのがすばらしい。 欠点は、立体像の見える角度がある程度決まっていることですかね、 もう少し上から見てみるとほら、実体が見えてきました。

仕組みは図1のようなことらしく、中は空洞になっており全面鏡張りです。 天辺の穴に入るくらいの小さいものなら、何でも立体像を作ることができるので いろいろ試してみました。

しかし、付属のものはなんで豚なんだろう?

仕組み
図1
MirageTwist
巻貝
MirageWill
チョコ
MirageAyeres
パズルAyeresRock
MirageT
4Tパズル
MiragePigMM
豚とチョコのコラボレーション
MirageTet3D
テトリスパスル3D
Mirage500
新五百円
MirageRing
指輪

MIRAGEの巨大なやつが東京ディズニーランドの「ミニーの家」にあるらしく、 クッキーを3Dで見せているらしいです。 食べたくても食べれないダイエットクッキーだそうです。 ストレスたまりそう。

最近テレビでも次々に紹介されていて、「日本人の質問」や「平成教育委員会」などで、 クイズ問題として出題されていました。意外に皆知らないんですね。

MIRAGEとの最初の出会いは1990年前後、あるコンピュータ雑誌で、海外ものを紹介するコーナー に載っていまいした。 実物をはじめて見たのは1997年オーストラリアで、たしか$30ぐらいだったと思います。 その時買わなかったがために、最近手に入れるまで随分捜しまわり、 結局アメリカ製のものを東急ハンズにて発見購入しました。

この原理を応用すれば3Dカメラと3Dディスプレイも作れそうにも思うのですが、誰かやりませんかねぇ。



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